X(旧Twitter)を快適に使うために、どうしても邪魔になるのが広告の存在。
広告だと気づかずにタップしてしまうと、外部ブラウザに飛ばされてストレスが溜まりますよね。
今回は、Xの広告を消す方法や、見えなくする方法をご紹介します。
ブラウザはもちろん、アプリでも使える方法を紹介していきますので、Xを快適に使うためにぜひ参考にしてください。
Xの広告の種類
Xの広告の種類は、おもに以下の3つに大別されます。
- プロモ広告
- フォロワー獲得広告
- テイクオーバー
ここでは、それぞれの広告の特徴について解説します。
プロモ広告とは
プロモ広告(プロモポスト)とは、一般ユーザーのポストのようにタイムラインに表示される広告です。
プロモ広告内には「広告」や「プロモーション」などの文字が記載され、このポストが広告であることを分かるようになっています。
フォロワー獲得広告とは
フォロワー獲得広告とは、その名の通りフォロワーの獲得・増加を目的とした広告です。
広告を出稿すると、ユーザーの「おすすめのアカウント」や検索結果画面に表示され、フォローやプロフィールの表示に誘導します。
テイクオーバーとは
テイクオーバーとは、タイムラインや検索画面の上部に表示される広告です。
たとえばXを開いたときに、タイムラインの最上部に最初に表示される広告は、テイクオーバーに含まれます。検索画面に表示されるテイクオーバーは、動画を含む傾向にあります。
Xの広告を消す方法・見えなくする方法5選
ここでは、Xの広告を消す方法や、見えなくする方法をご紹介します。
邪魔なだけではなく、悪意のあるWebサイトに誘導されるリスクもあるXの広告。適切な対処を通して、快適かつ安全なSNS生活につなげていきましょう。
広告の設定を調整する
Xの広告を消す方法として、パーソナライズされた広告をオフにする方法が挙げられます。
パーソナライズされた広告とは……ユーザーの興味関心や行動履歴に沿って表示される広告のこと。
- 「設定とサポート」を選択
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「プライバシーと安全」を選択
- 「広告の環境設定」を選択
- 「パーソナライズ広告」をオフ
上記の方法でパーソナライズされた広告をオフにできますが、パーソナライズ広告は自分の好みの広告を配信するための設定でもあります。
設定の際は、ニーズに沿ったサービスや商品に出会うチャンスを失うかもしれない、とは認識しておきましょう。
iPhoneの自動追跡サイトの設定を変える
iPhone12以降のデバイスを使用している場合、デバイス側の設定を変更することで、パーソナライズされた広告や成人向け広告を非表示にすることも可能です。
- 「設定」から「スクリーンタイム」を選択
- 「コンテンツとプライバシーの制限」を選択
- 「コンテンツとプライバシーの制限」をON」にする
- 「コンテンツ制限」を選択
- 「Webコンテンツ」を選択
- 「成人向けWebサイトを制限」を選択
- 「常に許可しない」部分にブロック対象のURLを追加
⑦で追加するURLは「googleads.g.doubleclick.net」がおすすめです。このURLは、ユーザーの行動を追跡するトラッキングサイトとなっています。
特定のアダルトサイトやショッピングサイトなどのURLを入力すれば、そのURLが含まれる広告をシャットアウトできます。
追加されたURLへの効果は、X以外のSNSやブラウザ上でも継続します。
特定の広告をブロックする
同じ企業の広告(例:漫画アプリや大手アカウントなど)にストレスを感じているときは、該当のプロモ広告をブロックすることでタイムラインから消すことができます。
- 広告の右上に表示される「…」を選択
- 「この広告に興味がない」を選択
特定の広告をブロックすることで、類似するジャンルの広告が流れにくくなることも期待できます。
特定の単語をミュートする
特定の単語をミュートワードに設定することで、該当の単語が含まれる広告を非表示にすることが可能です。
- 「設定とサポート」を選択
- 「設定とプライバシー」を選択
- 「プライバシーと安全」を選択
- 「ミュートとブロック」を選択
- 「ミュートするキーワード」を選択
- 「追加」を選択
- 非表示にしたいミュートワードを入力する
ただしこの方法には、該当の単語が含まれる通常のポストも非表示にしてしまうというデメリットもあります。
とくに「無料」「おすすめ」やなど、日常生活でも頻出しやすい単語をミュートにする際は注意してください。
「AdLock」をインストールする
スマホ向けのアプリストアでは、さまざまな広告ブロックアプリが展開されています。数多くのアプリのなかでも、Xの広告をブロックする機能に長けているのが「AdLock」です。
- ブラウザでAdLockを検索し、インストールする
- アプリと同じアカウントでログインする
注意点として、AdLockはXのアプリ内のタイムラインには非対応であることが挙げられます。
ブラウザでの閲覧では広告をブロックできるため、アプリ版・ブラウザ版と使い分けながら試してみてくださいね。
有料プラン(Xプレミアム)加入でも、広告の非表示が可能に!
Xには、月額課金によって加入できる有料プラン(Xプレミアム)が存在しています。Xプランに加入することで、広告を非表示にすることが可能です。
Xプレミアムで広告の非表示に対応しているプラン
Xプレミアムには、以下の3つのプランが展開されています。
- ベーシック:月額368円(iPhoneの場合は月額600円)
- プレミアム:月額980円(iPhoneの場合は月額1,380円)
- プレミアムプラス:月額19,603ん(iPhoneの場合は月額3,000円)
上記のなかで、広告の非表示に対応しているのは「プレミアムプラン」と「プレミアムプラスプラン」の2種類です。
またアカウント名に青い認証マークが付与されるのも、この2種類になります。
プレミアムプランとプレミアムプラスプランの違い
プレミアムプランとプレミアムプラスプランでは、「フォロー中」と「おすすめ」に表示される広告を非表示にできます。
ただしプレミアムプランでは、非表示にできる広告は半分のみ。プレミアムプラスプランでは、広告はすべて非表示になります。
広告以外でもプランによってさまざまな相違点がありますので、X公式が発信している情報もぜひ参考にしてくださいね。
設定変更や有料プランへの加入で、ウザい広告を非表示に!
今回は、X(旧Twitter)の広告を消す方法・非表示にする方法をご紹介しました!
Xの広告は有益な内容もありつつ、自分とは無関係の広告やアダルト広告などが流れると、煩わしさを感じてしまいますよね。
最も手っ取り早い方法は有料プランへの加入ですが、設定の変更だけでもウザい広告を減らすことは可能です。ぜひ今すぐXの設定を見直し、快適なタイムラインを目指しましょう!
とくにWi-Fiを使っていないタイミングだと「余計な通信料を使わされた……」と嫌な気持ちになりますよね。