インスタが縦長表示になっちゃった!正方形に戻せる?

いつものようにインスタを開くと、昨日までとは違うタイムラインが!インスタといえば1:1の正方形画像だったのが、突然縦長表示になって驚いた人は多いのではないでしょうか?
この変化について「縦長表示のほうがわかりやすくて良い!」という人もいれば、「正方形のほうがオシャレな感じで好きだった……」という人も。何事においても、仕組みの変化は賛否両論の声を生むものです。
とはいえ、インスタ側も何の考えもなく縦長表示にしたわけではありません。今回は、インスタの縦長表示の理由や仕様をご紹介します!新しいインスタの形を受け入れ、より自分らしく発信をしていきましょう✨
インスタが縦長表示になったのはいつから?

実はInstagramでは、2024年の8月から、一部のユーザーに対して縦長表示に変更されるテストをしていました。
とはいえ大多数のユーザーにとっては無関係なテストでしたが、2025年1月17日にアプリ全体をアップデート。
従来の正方形から、縦長の長方形に変更されました。今回はテストの意向ではなく、本格的な仕様変更という認識をされています。
インスタの新しい「縦長表示」のサイズや特徴について学ぼう!

ここでは、インスタの新しい縦長表示の特徴について紹介していきます!
新しい比率は「3:4」!
今までのインスタといえば、1:1の正方形投稿が基本でした。
今回新しくなった縦長表示の比率は、「3:4」!
アプリやアルバム内でサイズ変更するときは、この比率を頭に入れておくと綺麗に仕上がります🌟
写真のインパクトがアップする!
正方形から縦長表示になることで、タイムライン(フィード)に表示される面積が大幅に増えます。その結果、ユーザーに与える視覚的な印象が大きくなり、よりインパクトのある投稿につながります👀💡
とくにファッションのコーディネートや風景などの写真をアップしている人は、訴求力が高まるのがメリットです。画像の詳細だけでなく、画像自体の持つ世界観も伝わりやすくなるため、クリエイター系のアカウントにとってもうれしい変化です。

風景・食べ物・動物など、どんなジャンルでも視覚的なインパクトはアップ!
縦長表示になってマイナスな影響を受けているアカウントも…
今まで正方形のタイムラインに合わせて画像を加工していたユーザーは、今回の縦長表示化を受けて大きな影響を受けてしまっています。
とくに「画像の1枚目にタイトルを付け、2枚目以降に解説をする」スタイルの投稿では、縦長表示によってタイトルが読めない状態に💦
画像自体をタップすれば読むことはできますが、タイムライン上では何が書いてあるのか判読できなくなってしまっています。

プラットフォームの仕様に依存したアプローチは、仕様変更によるトラブルが発生することも念頭に置かなくてはいけないわね。
責任者は「現代のコンテンツに適した形の提供」をアピール
Instagramの責任者であるアダム・モセリ氏は、「多くのユーザーがプロフィール(タイムラインを含む)の見た目にこだわり調整してきたことは理解している」としたうえで、「現代のコンテンツにより適した形で提供したい」という意向を表しています。
つまり今回変更となった縦長表示は、より現代のトレンドやユーザーのニーズに合わせた新仕様といえるでしょう。
インスタの縦長表示の直し方

縦長表示によってタイムライン上の見え方が変わってしまった場合は、正方形のアイキャッチに戻すことも可能です。
- 正方形にしたい投稿を長押しする
- 「プレビューを調整」を選択する
- 「画面に合わせる」を選択する
上記の方法で、タイムラインでも文字や配置を壊さずに正方形化が可能です。ただし縦長表示の枠組み自体は変わらないため、上下に余白ができてしまう点に留意しましょう。

余白を消す方法はまだ無いみたい。今後のアプデにも注目していきたいね!
インスタが縦長表示になった理由

インスタが縦長表示になった理由は、以下の3つが考えられます。
- スクロール中に投稿内容を見やすくするため
- ユーザーの多くが縦長写真で撮影するため
- リール動画との連携を強化するため
ここでは、一つひとつの理由について詳しく解説していきます🌈
スクロール中に投稿内容を見やすくするため
実際にインスタのタイムラインをスクロールしてみると、正方形よりも縦長表示のほうが「一見したときの投稿内容がわかりやすい」ことがわかります。
画像の詳細をタップしなくても、一目で投稿の全体像をつかみやすいですよね。
とくにインスタグラマーにとって、自分のファッションやスタイルをより魅力的に見せるタイムラインであることは重要です。3:2の縦長画像になることで、現在のインスタグラマーのトレンドに合わさったことが予想されます。

タイムライン上の1枚ごとの情報量が多くなるから、スクロール時のストレスも減りそう!
ユーザーの多くが縦長写真で撮影するため
昨今のインフルエンサーの投稿写真は、正方形よりも縦長の写真が多い傾向にあります。
スマホで撮影した写真を正方形にするためには、撮影後にアプリを経由しなければなりませんよね。また縦長のまま投稿する際は、今までのタイムラインでは上下が見切れてしまっていました。
インスタグラマーが使用するカメラアプリやデジカメ、プリなどは、どれも縦長画像がデフォルトです。
加工の手間を必要としない縦長画像にすることで、加工時に「思っていた画角と違ってしまった」というトラブルが少なくなり、満足度向上につながることが予想されます。

バストアップも全身写真も、縦長表示なら綺麗に見えるよね!
リール動画との連携を強化するため
インスタでは、リール動画が成長の真っただ中。日常的に活用しているユーザーも増加傾向にあります。
そんなリール動画の表示比率は、9:16の縦長動画。リールの利用率増加に合わせて、タイムラインも縦長に合わせたことも考えられます。
とくにリール動画はフォロワー外のユーザーの目にも止まりやすいため、バズりやすいことが魅力。多くのインプレッションが付きやすいコンテンツに規格を合わせたのは、SNSとして自然な流れかもしれません。

リール動画もタイムラインに表示されるからこそ、動画の上下が収まりやすい画角に調整したのかもしれないわね。
比率は、今後も変更される可能性アリ?!柔軟な対応を備えよう

2025年2月現在、Instagramからは縦長表示に関する公式な声明はありません。
つまり「これからもずっと縦長表示なのか」や「一定期間様子を見た後に正方形表示に戻すのか」などは、まだわからない状態なのです。
場合によっては、「大変な思いをして縦長に対応させたら、すぐに正方形に戻ってしまって時間の無駄になってしまった……」という可能性もあるでしょう。
今後のInstagramからの発表に注目しつつ、画角の変化に合わせて柔軟に対応できるように準備をしておきましょう✨
インスタの縦長表示は、メリット・デメリットそれぞれある!

今回は、インスタの縦長表示についてご紹介しました。
- 縦長表示になって、タイムライン上のインパクトがアップ!
- リール動画やコーデ紹介がさらに見やすくなった!
- 正方形に合わせて投稿していた人は対応が必要
- 今後も画角は仕様変更の可能性あり
インスタの縦長表示には、メリットとデメリットがそれぞれ存在しています。今まで正方形主体で投稿していた人は修正に追われているかもしれませんが、今後の仕様変更によってはさらなる修正も求められるかもしれません。
縦長表示に合わせた投稿を心がけつつ、万が一正方形に戻ってもカバーしきれるような加工をしていきましょう!
具体的な比率や効果を学んで、楽しく使いこなしていこう♡