古着Tシャツのなかでも、とくに強い人気を誇るバンドTシャツ。しかし実は、本物のバンドTシャツかどうかを判断するのは、プロでも難しいことなんです。
バンドTシャツの古着は、商品によっては何万円ものプレミア価格がつく場合もあります。偽物を見抜くためのコツを学び、本物のバンドTシャツを手に入れましょう!
古着バンドTシャツのチェックポイント4項

それでは早速、古着のバンドTシャツの真贋を見分けるポイントを紹介していきます。
バンドTシャツは、ブランドのように規定があるわけではありません。だからこそ、偽物を見つけるためには慎重なチェックが必要になります。
①タグの生産国をチェックする
バンドTシャツの古着を購入する際は、まず首元のタグをチェック。要確認したい部分は生産国です。タグに「MADE IN U.S.A」と記載されていれば、本物の可能性が高いでしょう。
なぜなら2000年代以降の多くのバンドTシャツは、アジア各国で製造された品が多いから。アメリカ製の古着は今や貴重品です。
「MADE IN U.S.A」と書いてあるTシャツであれば、1970~1990年代に製造された古着だと考えられます。
②Tシャツの「ボディーメーカー」をチェックする
上記でも触れたように、「1970~1990年代に製造されているTシャツ」であれば正真正銘の古着と呼べる品です。
そこでチェックしたいのが、Tシャツのボディーメーカー。ボディとはTシャツの本体の部分(プリントやデザインの無い、布地の部分)のことです。
すべてのバンドTシャツに共通するわけではありませんが、1970~1990年代にアメリカで製造されていたTシャツの多くには、以下のボディーメーカーが使用されている傾向にあります。
生産国とあわせて、メーカーもぜひチェックしてみてくださいね。
③バンドのコピーライトをチェックする
バンドTシャツのデザインといえば、必ずプリントされているのがバンドのロゴ。
本物を見分ける際は、ロゴの端っこに記載された「コピーライト」をチェックしてみてください。
そもそもコピーライトとは、著作権の存在を示すための重要な表記です。本物のバンドTシャツであれば、そのTシャツがバンドや関連会社の著作物であることを示すために、コピーライトが記載されているはずです。
一般的なコピーライトの表記は「©+発行年数+バンド名」。品によっては「©+バンド名」のみのケースもあります。
ただしコピーライトが無いからといって偽物とは限りません。またわざと「本物っぽさ」を演出するために、後からコピーライトを偽装している場合もあります。

コピーライトの有無のみで真偽を決めるのではなく、ほかの要素との兼ね合いによって判断することが大切です!
④全体的な劣化具合をチェックする
古着に明確な定義はありませんが、一般的には10年以上前の品を指すケースが多いもの。
本物の古着であれば、完璧な保存状態が維持された美品でない限り、それなりの経年劣化が生じています。
適度なプリントのかすれや割れ、ボディのヨレ程度であれば、本物の古着であることを証明する要素だと考えましょう。
最近になった製造されたバンドTシャツは、ベッタリとした光沢感のあるプリントが特徴的。「美品なのに安い古着」は、ほぼ新品同様の偽物という認識で構いません。
とはいえ最近では、意図的に劣化加工をすることで、新品の偽物でも古着のように見せかけて販売されるケースもあります。
経年劣化もコピーライトと同様に、ほかの要素と組み合わせながら判断していきましょう。
注目度が急上昇中のバンドTシャツは要注意!

そもそも現存する古着バンドTシャツは、絶対数が限られています。古着という縛りがある限り、ある日突然市場に数量が増えるということはありえません。
その前提で注目したいのが、近年で人気・注目度が急上昇中のバンドTシャツです。実際のバンドの人気の変動にかかわらず、バンドTシャツだけが脚光を浴びるのは珍しい話ではありません。
バンドへの注目度が上がると、必然的にTシャツの人気も上がります。もちろん新品だけではなく、古着を購入したいという人も増えるもの。
ですが古着と呼ぶためには「10年以上前の品」である必要があるため、数が限られています。年数が経過しない限り、新しく(古着として)世に出ることはないのです。
つまり「注目度が高まっているバンドTシャツの古着は、偽物のリスクも高い」ということ。
たとえば昨今では、著名人着用の影響もあり、バンド『Sonic Youth(ソニックユース)』や映画『パルプ・フィクション』などの偽物Tシャツが増えています。
どんな古着のバンドTシャツなら安心して購入できる?

上記を踏まえたうえで、古着のバンドTシャツを購入する際は、今流行っているバンドよりも「特別なリバイバルブームが来ていない、古き良き王道バンド」がおすすめ。
たとえばNirvana(ニルヴァーナ)やMetallica(メタリカ)、IRON MAIDEN(アイアンメイデン)、AC/DC(エーシーディーシー)などが代表的です。
さらにそのなかでも、「ややマイナーなアルバムジャケット」のバンドTシャツであれば、本物の可能性がさらに高まると考えられます。人気のアルバムやツアーのジャケットは、それだけ偽物が出回るリスクも高いのです。
とはいえ、目利きのプロでも完全な判断が難しいバンドTシャツの世界。ご紹介したチェックポイントを参考にしつつ、まずはお手頃な価格帯からスタートすることをおすすめします!
不安なときは、最初から「古着風」「ヴィンテージ風アイテム」を選ぶのも吉!

古着は真贋の見分けがつきにくいからこそ、不安な人は「古着風」や「ヴィンテージ風」と銘打っているアイテムを選ぶのもおすすめ!
「古着風」のアイテムであれば、リーズナブルな価格帯でヴィンテージ感のあるアイテムが楽しめます。もちろん、偽物をつかまされるリスクもありません◎
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【バンドのオフィシャルTシャツとして採用されやすい】
【80年代のヴィンテージ品の可能性あり】